日曜日, 10月 29, 2006

ごちそう帳

Chinmiへ

筑摩書房から出ている
新・ちくま文学の森11の
ごちそう帳、を
読んでいます。


さまざまな作家が記した「食」に
まつわる随筆を集めた本です。

井伏鱒二の、
今宵は仲秋明月
初恋を偲ぶ夜…
という詩から始まり、
朝めし
山鳥
鯛の妙味
焼筍
…など
タイトルだけでも
そそられます。

今日読んだのは
冷や飯に沢庵/著 子母沢寛
増上寺のお坊様のお話を
書き起こしたもの。

「飯じゃがね、これはつめたいに
限る。たきたてのあたたかいのは、
第一からだに悪いし歯にもよくない」

「酢をすっかり煮込んでこれを
冷やしてから(冷や)飯に交ぜ、
沢庵の中身のうまいところを細長く切って
(海苔巻を)こしらえるのじゃ」

ふぅむ、非常においしそうな
気がしてきます。

表紙絵は安野光雅。
この本にぴったりの
絵だと思います。

Konte

水曜日, 10月 25, 2006

プティローズ

Chinmiへ

ひょんなことからやってきた
植物。

バラの植木鉢。


薄いピンクや、クリーム色の、
ピアスみたいに
小さい小さい花が咲きます。

バラは「くろうと」向きの
ちょっとむつかしい植物の
ようで、
お世話の方法も複雑です。

でも、かわいい。
頑張って育てよう。

Konte

月曜日, 10月 23, 2006

光がきれいな街









Chinmiへ

神宮前の夕暮れは、
きれいな光でいっぱい。

紫や黒や藍の空と、
灯りはじめる家々の
クリーム色の明かりが
ゆらゆらと混ざり合って
きれいな光で満たされています。

プロモ・アルテ ギャラリーで
旅するアリクイに
会いました。

Anu Tuominen 'Kitchen'は
残念ながらClosedでした。

Konte

日曜日, 10月 22, 2006

誕生日の帰宅電車で

Chinmiへ


誕生日の晩、会社から帰る電車に揺られながら、
一人で「にょっ記」を読みました。

誕生日前日の帰宅電車では、
二人して並んで、揺られて、
「にょっ記」を読んで帰りましたが、
インド人の元気の素の話や、
クワガタ摂りの「隙間」の話、
いくら丼が魅力的だねという話、
楽しくてクスクス笑ってばかりいましたよね。


でも、
なぜか、
一人で読んで帰った昨日は、
いい文章だなとは思うのだけれど
なんだかあまり楽しくなく、
そうか、
Chinmiと二人で読んだから
楽しかったんだと思いました。

なんだかすごくいいことに
気づけたようで、うれしくなりました。


そろそろ到着するころかな。
これから、駅に迎えにいくね。


Konte